腰痛予防には一に姿勢、二に運動

姿勢に気を付けること

姿勢に気を付ける、といっても具体的にどうしたら良いのか分からない方も多いと思います。
そこで、まずは鏡で自分の立ち姿をチェックすることから始めてみてはいかがでしょうか。家でなくても街中のガラス張りの扉の前やショーウインドウの前でさり気なくチェックしても良いので、ふとした時に自分の姿勢を見てみる習慣をつけることをお勧めします。
そうして自分の姿を見た時に、思っていたよりも猫背でみっともなかったり、重心が思ったより後ろにいきすぎて格好悪い歩き方になっていたら要注意です。猫背気味の方は背中が前に曲がっているのでそのままいけば腰の曲がった自分の老後が見えてきますし、重心が後ろにいっているということは腰の筋肉が衰えてきているということになります。

適度に動かし筋肉の柔軟性を高めること

猫背は肩甲骨周りの筋肉をよく動かすように意識するとかなり改善されてきます。
過度な筋力トレーニングよりは、肩を前後や上下に動かすような簡単な運動を日常的に取り入れていく方が効果的だと私は思います。特に大胸筋と呼ばれる胸の筋肉が凝り固まっていることが多いので、胸を広げるような動きを取り入れると良いでしょう。猫背だと呼吸も浅くなりがちなので、深呼吸をするなど呼吸を意識することも重要なポイントになります。
腰の筋肉を鍛えるのに効果的なのはウオーキングです。その時のポイントとしては、骨盤から足を出すようなイメージで歩くことです。骨盤を動かすように意識するだけでその周辺の筋肉が動くような歩き方になるので、自然と筋力も上がってきます。この歩き方は疲れづらくより早く歩けますし、何よりも歩く姿が綺麗になるので是非やってみて下さい。


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